密厳院発露懺悔文・この懺悔文は一生に一度は読んで心に刻むべし

昔に私の旧友の魂高い岡さんが言ったんです。
何度も参拝するが、佐賀県鹿嶋市の誕生院のお不動様は凄い。と聞いていた。
この誕生院は上人様の生まれた地が鹿島で
もちろん三十六不動札所でもある以前、私も一人お遍路で巡拝した
直々に住職さんとも貴重なお話をも伺った。
私も数々の神社仏閣には参拝しましたが、この寺は最強のお力でした。
弾頭、衝撃を受けたのは事実を思いますのです。その状況のブログもUP昔記載しております。

注意、好き勝手他人も糞もない自由な自分勝手な生きてきた人間には、ここでSTOP
下記の文章を読むべからず。即自分が生きた前世現世の悪行の罰の報いが即来ますので下記の懺悔文は読むべからず。

■密厳院発露懺悔文 (みつごんいんほつさんげのもん
真言宗中興の祖、興教大師覚鑁が、腐敗した真言宗総本山金剛峰寺の内紛に深い憂いを持ち、
金剛峰寺内の自所「密厳院」において3余年に及ぶ無言行を敢行、その直後、一筆のもとに書き上げたと言われる経文。宗教家としての自覚自戒の源として真言宗系寺門に広く護られる。
以下に全文を記すが、同経文は宗派によって文面が微妙に異なり、以下の経面が完全なものではない。
※現代文に訳。

■1.われは懺悔する。妄想にとりつかれて、もろもろの罪を犯してきました。
2.身と口と意(こころ)の行いは、つねにひっくりかえり多くの悪行を誤って犯してきました。
3.財産を惜しんで人に施さず、気の向くままに、ふしだらな生活をし、戒めなどまったく守らなかった。
4.よく腹を立て、我慢をしない。怠けることばかり考えて、少しも努力をしない。
心はいつも乱れているが、座禅などしたことがない。
5.道理にはずれているのに、智慧を磨こうともしない。
6.六波羅蜜行などしたことがないのは、かえって地獄行きのもとをつくっているのだ。
7.僧侶の名を借りて寺院を汚し、僧侶の格好をしてお布施をもらっているのだ。
8.授けられた戒律は、とっくに忘れてしまい、学ぶべき修行は嫌いになっている。
9.諸仏が嫌がっていることを恥とせず、菩薩たちを悩ませていることを恐れない。
10.遊びまわり、冗談を楽しんでいるうちに年をとり、人に心にもないお世辞や、嘘をいっている間に、むなしく日は過ぎていく。
11.善き友を避けて、愚かな友と親しみ、善いことをしようとしないで悪いことをしてしまう。
12.名誉がほしいので自画自賛をし、徳の高い人を見ては、ねたましく思う。
13.自分より劣った人を見ては高慢になり、金持ちの暮らしを聞いてはあこがれ、貧乏な暮らしを聞いてはおぞましく思う。
14.過失で殺すも殺意を持って殺すも殺人にかわりなく、強盗にしてもコソ泥にしても盗人にかわりがない。
15.触れても触れなくても、不倫な行為は不倫である。
16.悪い言葉や悪い心のはたらきが互いに重なって、仏を観想しても心が落ち着かず、経を読んでも間違える。
17.もし善いことをしても、その結果を期待するから、かえって迷いの世界に入るもととなる。
18.毎日の暮らしのなかで、知らないうちにたくさんの罪を犯している。
いま、仏・法・僧の三宝のおん前で告白いたします。
なにとぞ慈悲のお心でおゆるしください。

ここに、すべてを懺悔いたします。自らの行いと、言葉と、心の動きによってできた罪を、わたしはすべての人に代わって、懺悔いたします。
なにとぞ、すべての人が悪行の報いを受けませんように。
※あまり知られていませんが?興教大師様はもの凄い人物だったんです。大師の心に触れ涙が出てきます。